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両丹日日新聞2018年1月 2日のニュース

カツ丼プリン(下) インスタ映えを意識

豊谷さん 京都府福知山市蛇ケ端のスイーツカフェパステルは、見た目が楽しいスイーツを次々生み出している。インスタグラムなどSNSの写真映えも意識するどんプリは、誕生1年足らずで店の看板商品の座に昇りつめた。リピーターや、わざわざ京都市内から買い求めにくる人もいる。

 1番人気は定番のパイ生地とプリンの「カツ丼」。他に「ラーメン」、生クリームの「とろろそば」は女性に人気が高い。季節限定の冷やし中華、うな丼、冬の鍋などもある。飲食店のメニューのようだが、全部、スイーツ。

 ある日、来店客から「麻婆豆腐はできますか?」と尋ねられた。期待に応えたいと作った。本物の土鍋を持ち込んで「鍋料理をお願いします」と頼まれたこともある。これも仕上げた。来店した人が、ほしいものが見つからずに帰っていく姿を見たときは「何をお探しでしょうか?」と声をかける。「器さえ準備してもらえればオーダー注文にも応えたい」と職人魂を燃やす。
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 プリン、クリーム、カラメルソースを土台に、使う食材を決めたら頭の中でイメージを固める。そこから「よりリアルに」を求めて常に最良の作り方を探る。手順が一つ違うだけで出来上がりが変わる。食材の色合いも大切。すでに商品化をしているものも改良して、鍋のシイタケ、ラーメンのチャーシューも微妙に変わっていたりする。

 どんどん腕を磨き、今では「この食材ならこんな感じに仕上がる」と分かるようになってきた。試作したカレーライスは完成度が高く知人をうならせた。
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 高校生ら若者にも受けがいい。毎日のように通う福知山成美高校3年生の奥田真弥君は、常連客の一人。プリンが好きでどんプリにはまった。一番のお気に入りはカラフルな果実を魚介類に見立てた海鮮丼で「見るのも楽しみ、食べるのも楽しみです。どんプリを初めて見た時は『こんなのあるんだ!』とびっくりしました」と話す。「若い子が来てくれるのはすごく刺激になる」と豊谷さんは目を細める。

 プレゼントだったり、見合いの席や婚活パーティーで使われることもある。どんプリが話題になり会話が弾むと聞いた時はうれしかった。「バレンタインデーにはハートを模したカツ丼なんてどうでしょう?」。手に取ってくれる人の笑顔を思い描きながら、創作意欲を膨らませる。

 どんプリは税込み500円。問い合わせは同店、電話0773(21)1959へ。


写真上=食べてくれる人に喜んでほしいと製作する豊谷さん
写真中=麺や汁の質感がばっちり。生クリームでとろろ、チョコレートで麺を作った「とろろそば」
写真下=ルーがチョコレートで出来ている「カレーライス」

    

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