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両丹日日新聞2017年12月23日のニュース

横浜DeNAの桑原選手が母校・成美高訪問

桑原将志選手 プロ野球・横浜DeNAベイスターズの桑原将志外野手(24)がシーズンオフを利用して京都府福知山市水内にある母校の福知山成美高校を訪れ、野球部の井本自宣監督らに今季の成績を報告。背番号1を背負う来季のさらなる飛躍を誓った。

 訪問したのは21日。桑原選手は大阪府和泉市出身で、174センチの右投げ右打ち。高校入学早々からレギュラーとなって活躍し、3年生では主将を務めた。甲子園出場はかなわなかったが、2011年ドラフトでDeNAから4位指名を受けた。

 今季は「1番・中堅」でレギュラーに定着して2年目のシーズン。開幕直後こそ不振に悩んだが、徐々に復調し、7月には、セリーグ月間トップの打率3割8分9厘と爆発。自身初の月間MVPを獲得した。

 ペナントレースは全143試合に出場し、打率2割6分9厘、自身最多の161安打、13本塁打、10盗塁を記録、2年連続のクライマックスシリーズ進出に貢献した。チームは19年ぶりに日本シリーズに進んだが、惜しくも日本一は逃した。

 桑原選手は24歳以下または入団3年目以内の選手でつくる侍ジャパンの一員にも選ばれ、11月のアジアプロ野球チャンピオンシップに出場するなど、「球団の顔」となる選手に成長した。同月は、セ・パ両リーグの守備の名手に贈られる「第47回三井ゴールデン・グラブ賞」を初受賞した。来季は背番号37から1に変わる。

 桑原選手は今季について「飛躍とは思っておらず満足感はない。自分の力のなさを痛感した」と振り返った。来季は「一年通してチームを引っ張りたい。周りからの見る目も変わる。チームを勝たせられるプレーをしたい」と力強く語った。


写真=今季も目覚ましい活躍を見せた桑原選手(左)

    

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