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両丹日日新聞2017年12月22日のニュース

天津小を修斉小に統合 年度内に市教委へ要望書

 京都府福知山市勅使の天津小学校を半田の修斉小学校に統合する問題を協議してきた地元の「天津小統合問題検討委員会」(赤井信吾委員長)は、勅使の下川口会館で会議を開き、統合へ向けて賛成の考えを持つ人が多いことを確認した。

 天津小学校は1991年に行積の旧金山小学校と統合。校区に金山地区が加わったものの、児童数は減少が続き、現在の児童数は37人で2、3年生が複式学級になっている。

 PTAでは学校統合の方向で意見が固まっており、2月に地域住民の意向を確認したいという要望を下川口地区連絡協議会と金山4区教育振興会へ提出。これを受けた協議会と振興会が6月、諮問機関となる委員会を設立した。自治会長、民生児童委員、学校評議員、PTA役員ら20人で構成している。

 19日の会議には、委員19人と顧問の時武宏戸校長、市教委コーディネーターの大槻秀三さんが参加。初めに、委員会が6月から11月にかけて全自治会を対象に実施した統合問題に関する調査結果を報告。全部で273件の回答があり、統合に賛成する意見が全体の73・6%にあたる201件、反対は6・6%の18件、判断しかねるものが19・8%の54件だったことを確認した。

 これをもとに話し合いを進め、委員会では、地域として修斉小学校との統合を推進する▽今年度中には市教委へ要望書を提出する▽統合時の問題について協議、検討する組織を新たに作るべき−と判断し、これを連絡協議会、振興会にそれぞれ答申することを決めた。

 また、要望書は両地区でそれぞれ承認を得てから、今年度末までに市教委に提出すること、具体的な統合時期は同校PTAの判断を待ってから最終的に決めることなども話し合った。答申は来年1月のPTA総会以降にする。


写真=天津小の統合問題について話し合うメンバーたち

    

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