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両丹日日新聞2017年11月30日のニュース

しめ飾り作りピーク 市シルバー人材センターで

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 京都府福知山市昭和新町の公益社団法人福知山市シルバー人材センターの作業棟で、正月用のしめ飾りの製作がピークを迎えている。全部で約2600個作る予定で、会員から注文を受けて販売するほか、12月27、28両日午前8時から、作業棟近くで年の瀬のショップを開いて野菜類とともに一般にも販売する。

 毎週第4木曜日を主に手作り市を開くシルバーショップ運営委員会の「しめ縄製作委員会」(渡邉満子委員長)の17人が担当する。わら細工の熟練の技を生かして、7、8人ずつが毎日交代で出て、11月中旬から作業をしている。
 
 製作しているのは「ごぼう」「めがね」「輪飾り」「神棚用」の4種類。このほか市内15カ所の神社からも拝殿などに付けるしめ縄の注文があり、長さが4、5メートルのものを作っている。
 
 わらは雲原の会員宅で確保。メンバーたちはわらの香りが漂うなか、手を真っ赤にしながら丹念に編み込んでいる。
 
 作業は12月中旬まで続き、最後に縁起物のミカンやウラジロ、ユズリハなどを飾り付けて仕上げる。
 
 渡邉委員長(75)は「飾られる家庭の子孫繁栄や五穀豊穣などの願いを込めて作っています。この作業が始まると正月が近づいたと実感します。一年が経つのは早いですね」と話していた。
 
 
写真=丹念にしめ飾りなどを作るメンバー

    

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