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両丹日日新聞2017年11月13日のニュース

旧短大の校舎や人材活用して地域貢献 NPO発足

残った校舎を活用 今年3月に閉校し、67年の歴史に幕を閉じた京都府福知山市の成美大学短期大学部。西小谷ケ丘に残った校舎を活用し、地域の役に立てることを−と、短大部の元教員や卒業生ら20人がNPO法人を立ち上げた。短大部での知識、経験を生かした子育て支援、高齢者サロンの開催などに取り組むといい、来年1月の本格始動に向けて準備を進めている。

 1950年に山陰短期大学が誕生し、56年に京都短期大学となり、短大商経科が京都創成大学(成美大学、現福知山公立大学)に。短大は2010年には成美大学短期大学部へと生まれ変わった。入学者数の落ち込みなどを受け、運営する学校法人成美学園が閉学の道を選んだ。

 卒業生は累計約8千人。地域住民の健康、福祉基盤を支える栄養士や介護福祉士を、これまでに多数輩出してきたという自負がある。「どんな形になっても、短大部の灯を残したい。蓄積された知識、経験を無駄にしたくない」。そんな思いも強い。

 短大部前学科長の桐村ます美さん、前准教授の足立まり子さん、前成美大学学長の内山昭さんらが、何かできないかと協議。短大部とつながりのあった子育て、障害者、高齢者の各社会福祉法人とも相談し、NPO法人を立ち上げることにした。

 最終的には、卒業生や教員、各団体から20人の有志が結集。NPO法人「ひゅうまんネット北きんき」を立ち上げ、10月2日に府の認可が下りた。理事長には桐村さんが就いた。

 今後は、旧短大部の調理室や食堂などの設備とともに、元教員らの知識を有効活用し、食を通した高齢者サロン▽食育ボランティア事業▽世代やテーマ別の料理教室▽子ども食堂など、多方面の活動に取り組む予定。

 このほか、市内で働く外国人労働者のために、日本語教室も開催する。介護分野で、外国人技能実習生の受け入れが始まることから、「将来的には実習生らも対象にしたい」という。

 理事長の桐村さん(59)=波江=は「みなさんの協力のおかげで、NPO法人を立ち上げることができました。歴史のある校舎や、教員らの知識や経験を生かし、新鮮な気持ちで、活動に取り組んでいきたい」と話している。


写真=調理室などの設備を有効活用する

    

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