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両丹日日新聞2017年11月 8日のニュース

平和な世の中にと祈願 様々な宗教10団体が一緒に

祈りのことばを唱和 新旧東西様々な宗教者らで組織する福知山市宗教者懇話会(代表幹事・結城喜徳天理教高安大教会役員)は7日、京都府福知山市西羽合の天理教生福分教会で、第11回世界平和祈願式典を開いた。約80人が出席し、平和な世の中になるよう祈った。

2006年に発足した懇話会は、市内の仏教、キリスト教、神道、新宗教の10団体が賛同し、「祈り・宗教協力・地域貢献」をもとに、平和祈願式典や交流会、公開講演会開催などの活動をしている。

 平和祈願式典は懇話会に所属する寺や教会などが持ち回りで開催。今年は天理教福知山支部(白髭正洋支部長)が担当した。

 第1部の式典では、懇話会を代表して立正佼成会福知山教会の本園雅一教会長があいさつ。「発足当時から世界や日本で人種、人権の問題、環境破壊、教育格差などの問題がたくさんありました。それから11年経った現在も北朝鮮問題や紛争、貧困などがあり、その状況はあまり変わっていません。今回の世界平和祈願式典を通して、今後も私たちが住む地域や社会、世界が明るくなり、世界中の人たちが一人も残さず平和になるよう祈りを捧げたい」と述べた。

 続いて参加者全員で「一人ひとりの真摯な祈りを世界平和実現に向けて家庭や社会・国家、世界に伝え、平和を築いていきます」などとした祈りのことばを唱和した。このあと天理教の教義にのっとり、平和祈願式が行われた。

 続いての第2部では、天理教福知山支部の12人による雅楽の演奏があり、「五常楽急(ごしょうらくのきゅう)」「越殿楽(えてんらく)」など4曲を披露した。


写真=出席者全員で祈りのことばを唱和した

    

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