京都府福知山市都市緑化協会(岩城一洋理事長)は6日、猪崎の三段池公園で、松を害虫から守る「こも巻き」の作業をした。この時期の風物詩となっており、約1840本のアカマツのうち今年は約100本の幹に、わらで編んだこもを巻いた。
二十四節気の一つで、秋が深まるころとされる寒露(8日)の日あたりに、毎年取り組んでいる。松枯れの原因となるマツカレハの幼虫などが、こもにもぐって越冬する習性を利用した駆除方法。
雨が降るあいにくの天気となったが、委託された市シルバー人材センターの6人が、午前9時ごろから2人1組で作業を始め、手際よく巻き付けて縄でしばっていった。こもは、害虫が活動を始める前の来年3月初旬に取り外して焼却し、虫を駆除する。
写真=2人1組で作業した(6日午前9時ごろ)
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