WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2017年10月 4日のニュース

大江山へ大阪から移住して12年 農に励む

収穫したマイタケを手にする小澤さん 大江山の山腹、京都府福知山市大江町佛性寺へ都会から移り住んだ男性が、農業に励んでいる。手間のかかるキノコの原木栽培にも取り組み、いまマイタケの収穫時期を迎えている。

 この男性は小澤五男さん(62)。2005年に大阪府茨木市から移り住み、農業を営んできた。キノコ栽培にも力を入れ、シイタケ、ナメコ、ヒラタケ、マイタケなどを育てる。

 マイタケは5年前から取り組み始めた。原木栽培で、長さ20センチに玉切りしたクリ、サクラ、ナラなどの丸太をドラム缶の中に入れ、煮沸殺菌し、丸太の切断面に種菌を塗り、袋の中に入れて2、3カ月間培養。そのあと土に埋めて発生させている。

 今年は3月に原木約30本の煮沸作業をし、7月初めごろに土に埋めた。出てきたのは9月15日ごろ。これまでに約3キロの収穫があった。

 マイタケの原木栽培は、種菌が他のキノコ菌と比べ弱いことから、ほだ木作りが難しいとされる。小澤さんは「雨が多すぎても少なすぎても出にくく、栽培は天候にも左右されます。今年は夏に適度な雨があったので、例年通りの収穫量になっています」と喜んでいる。


写真=収穫したマイタケを手にする小澤さん

    

[PR]


株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ