第33回全日本還暦軟式野球選手権大会の試合が、30日から京都府福知山市和久市町の福知山球場をメイン球場に始まった。全国から集結した生涯現役を誓う60歳から88歳までの「野球少年」が勝利をめざし白球を追いかけている。

　全日本還暦軟式野球連盟主催、京都還暦軟式野球連盟主管、両丹日日新聞社など後援。

　還暦軟式野球の全国一を決める大会で、京都府内では初開催。亀岡以北の10会場で、各都道府県代表の64チームがトーナメントで戦う。順調に進めば、10月3日に準決勝と決勝をする予定。

　1回戦の32試合が30日に行われ、地元からは福知山倶楽部（中野嘉和監督、26人）が大会初出場。夜久野町高内の町運動広場で、いわき泉還暦野球クラブ（福島県）と対戦し、3−4で敗れた。

■全64チーム集い開会式■

　開会式は29日、猪崎の三段池公園多目的グラウンドで開かれ、出場する全チームが集合。陸上自衛隊第3音楽隊による演奏や日新中学校の女子生徒が行進を先導し、大会を盛り上げた。


写真上＝相手打者を三振にとる福知山倶楽部の荻野投手（30日午前8時55分ごろ）
写真下＝64チームが出場して開会式（29日）