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両丹日日新聞2017年9月30日のニュース

全国から文具次々 ネパールの子支援する会に

 市民グループの「ネパールの子どもたちを支援する福知山の会」(小滝篤夫会長)が、ネパールの子らに贈るために文房具などの提供を広く呼びかけたところ、京都府福知山市内外から鉛筆など多くの物資が集まり、関係者らを喜ばせている。近く現地へ赴き、直接届ける。

 会では、教育環境が整っていないネパールの山岳地帯、ムスタン地区に支援物資を贈る取り組みを、市民や事業所の協力を得ながら続けている。今年はムスタンの南にあるシャン村の小・中学校に新品の鉛筆、消しゴムなどを贈る計画を立て、9月1日から25日まで、土区の建設業、HASI HAUS(ハシハウス・橋本工業)で物資の提供を受け付けた。

 市内のほか、両丹日日新聞のネットニュースで取り組みを知った福島県、群馬県、広島県など遠方の人からの提供もあり、鉛筆1154本、消しゴム156個、ノート31冊が寄せられた。文房具とともに会の活動を称賛する言葉などが書かれた手紙も同封されていた。

■ワンコイン募金も集まる■

 このほか、1口100円のワンコイン募金も行い、1万7400円が集まった。この浄財は子どもたちに贈る鉛筆1ダースと消しゴム、鉛筆削りの文房具セット(日本円に換算して約100円)の現地購入費に充てる。

 ハシハウスの橋本良一社長(58)は「人のために何かをしたいという人がたくさんいらっしゃることが分かりうれしい」と喜ぶ。

 会員宅にも多くの文房具が寄せられている。また綾部高校からはサッカーボールやバレーボールの寄贈もあった。

 現地に向けては10月13日に出発。小滝会長(68)ら会員5人が自費で渡航、物資を持参して届ける。小滝会長は「たくさんの方から十二分の文房具をいただき、本当にありがたい。みなさんの思いとともに、現地の子どもたちにしっかりと届けてきます」と話していた。


写真=ハシハウスに届けられた文房具を喜ぶ小滝会長(右)と橋本社長

    

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