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両丹日日新聞2017年9月21日のニュース

106歳の河田さん 今も計算得意でおしゃべり好き

河田さん 敬老事業の一環として、京都府福知山市の大橋一夫市長が20日、大江町二俣の特別養護老人ホーム五十鈴荘を訪れ、市内最高齢の河田あやのさん(106)に、お祝い状と記念品(カタログギフト)を贈った。河田さんは「何とも言えず、ありがたいですね」と笑顔を見せた。

 市は敬老の日にちなみ、最高齢者を市長が訪問、99歳(白寿)になる市民を職員が訪れ、お祝い状と記念品を贈っている。100歳以上の人には、お祝い状を郵送している。

 明治43年(1910)生まれの河田さんは、大江町で生まれ育った。実家は河守にあり、90歳から施設のデイサービスを利用していたが、102歳のときに入所。「(五十鈴荘は)よいとこ。遊ばせてもらうのが楽しい」と話す。

 昔は地元の特定郵便局に勤務していて、今も計算が得意。おしゃべり好きで、「良いところを見つけては褒めてくれる」と職員を喜ばせる。手押し車を押して自分で歩き、食事もほぼ残さず全部食べるなど、元気に過ごしている。

 あやのさんの次男で、贈呈式に同席した河田日佐雄さん(71)は「母はくよくよしない性格で、以前は隅々まで新聞を読んでいましたね。私を含め、6人の子どもをしっかり育ててくれました」と話す。

 贈呈式で、大橋市長に「いつまでもお元気で」と声をかけられると、河田さんは「奥さんと仲良く過ごし、元気で活躍してください」とにっこり返答。会場は温かい空気に包まれた。


写真=市長との会話を楽しむ河田さん

    

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