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両丹日日新聞2017年9月12日のニュース

昔ながらの米作り再現 手刈りし足踏み脱穀機で

脱穀 京都府福知山市新庄の農業、芦田早苗さん(68)は昔ながらの農業を再現している。10日には自宅近くの田んぼで、古い足踏み式の機械を使い、古代米の紫黒米の脱穀作業をした。脱穀の前には手刈りの稲刈りも行った。

 芦田さんは昨年初めて、0・2アールで紫黒米を栽培。今年は2カ所の田んぼ計約1アールで育てた。

 脱穀作業は昨年、手刈りしたあとに、手でしごいていたが、今年は知人からもらった足踏み式脱穀機を使うことにした。

 脱穀機の踏み板を踏んで歯のついた胴を回転させ、ここに刈り取った稲の束を当てると、勢いよくもみが飛び散った。

 芦田さんは「足踏み式脱穀機は子どものころに手伝いで使った記憶があります。昔の米作りはすべて手作業で、当時の人の苦労がしのばれます」と話していた。

 後日、もみとわらくずなどを風圧で分ける「唐箕」という道具を使っての作業もすることにしている。


写真=歯の部分に稲の束を当てて脱穀する芦田さん

    

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