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両丹日日新聞2017年8月30日のニュース

収穫開始 おいしく実った三和ぶどう

三和ぶどうの収穫 大粒で甘みが強い初秋の味覚「三和ぶどう」の収穫が、30日から京都府福知山市三和町友渕で始まった。組合員ら20人が、朝から作業をスタート。たわわに実ったブドウを切り取ったり、丁寧に箱詰めしたりと大忙し。9月3日午前10時から、千束のJA京都にのくに三和支店前に並べ、待ち望む市民らに甘い秋の便りを届ける。

 友渕では、大原野開発生産組合(高根利数組合長)が、約1ヘクタールで栽培している。品種はマスカットベリーAで、今年は9月上旬まで作業を続け、約10トンの収穫を見込んでいる。

 今年は5月から6月にかけてが干ばつ気味、一転して7月から8月中旬にかけて雨が続いたことで影響が心配されたが、高根組合長は「8月後半の好天で持ち直し、糖度も18度まで上がり、例年通りのブドウが出来ました」と胸をなでおろしている。

 友渕と並ぶ産地の大身地区では、大身ぶどう生産組合(細見義明組合長)が、31日から収穫を始める。同様にJA三和支店で9月3日から店頭販売される。収穫は9月中旬ごろまで続けるという。

 店頭販売に関する問い合わせは三和営農経済センター、電話0773(58)3331へ。


写真=友渕で三和ぶどうの収穫が始まった(30日午前8時15分)

    

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