WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2017年8月26日のニュース

牛乳を振って振って バターが出来た!

ペットボトルを振ってバターを作った さまざまな生き物たちを守る獣医師の仕事を通じて、命の重みや食の大切さを実感する親子体験会が、福知山市半田の京都府中丹家畜保健衛生所(矢野小夜子所長)で24日に開かれた。

 小学生と保護者計約50人が参加。家畜保健衛生所がどんな仕事をしているかを学び、クイズを楽しんだ後、食育の一環として、バター作りの体験をした。牛乳と生クリームをペットボトルに入れ、時間を計りながら振ったり冷やしたりを繰り返し、白いバターを完成させる。液状だったものが、激しく振るうち、だんだん塊になっていく様子に、みんな夢中になっていた。

 出来上がったバターはクラッカーにつけて、さっそく味見。「うわ、本当にバターだ!」などと喜んでいた。

 ウシ、ブタ、ニワトリのほか、ハチについても、家畜保健衛生所で養蜂地へ出向いて腐そ病検査をするなどカバーしていることから、体験会は府養蜂協会が協力。子どもたちにミツバチを見せながらハチについての話を聞かせ、実際に蜜を搾って見せたりした。
0825niwatori.jpg
 白衣に着替えてニワトリの健康診断も体験した。職員が抱いたニワトリに聴診器をあて、人間の倍の早さで動く心臓の鼓動を確認。「すごく速い!」と驚いていた。生まれたばかりのヒヨコを両手でやさしく包み、「命ある生き物」だということも実感していた。
 

写真上=ペットボトルを振ってバターを作った
写真下=「あ、心臓の音が聞こえる」

    

[PR]


株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ