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両丹日日新聞2017年6月26日のニュース

大江の学校統合を考える 4カ所で住民説明会

 京都府福知山市の大江地域自治会長会(会長・真下正寿北一自治会長)は、28日から7月7日にかけて大江町内4カ所で「大江の学校再編にかかる住民説明会」を開く。市教委の「市立学校教育改革推進プログラム後期計画」の中に、大江地域の3小学校と1中学校は小中一貫校として設立することがあげられている。説明会では後期計画などについての説明があり、参加者らが学校統合などを考える機会とする。

 市教委は少子化が進む中で、昨年、市立小中学校の再編計画などを示した同後期計画を公表。市立学校は統廃合を進め、現在の全22校(休校の公誠小を除く)を14−16校に再編する計画を立てている。

 計画の中で大江地域の美河、美鈴、有仁3小学校と大江中学校は、小中一貫校として、仮称・大江学園の設立をめざす考えが示されている。

 こうした中、同地域の4小中学校のPTAとげん鬼保育園の保護者会でつくる「学校統合協議会」(荒木秀幸会長)では、小中一貫校での学校統合を推進していく方向性を決め、自治会長会に対して、学校統合に関する説明会の開催を要望した。

 自治会長会は、子どもたちの教育環境や学校が地域コミュニティーに果たしている役割について考える良い機会として説明会の開催を決めた。

 住民説明会では、協議会から推進の方向性を決めた経過報告があり、市教委からは後期計画などについて説明。参加者の質問や意見を聞く。

 初日は南二の有路上公民館で開催。以降は、30日に河守中央の総合会館、7月5日に二箇下の有路下多目的集会所、同7日に二俣二の俊明多目的集会所で開く。いずれも時間は午後7時30分から。入場無料で、申し込みは不要。町外の人たちも参加できる。

 真下会長は「一般住民の方々の中には後期計画の中身を知らない人たちが多いと思うので、メリット、デメリットなどを考えていくことで、今後の方向性を決める参考になれば」と多くの参加を呼びかけている。

    

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