きょう21日は、1年で最も昼が短く夜が長い「冬至」。福知山市長田段の福知山温泉養老の湯（家田龍一社長）は、冬至に合わせて「ユズ湯」のサービスを始めた。訪れた人たちはゆっくりとつかり、爽やかな香りを楽しみ、体を温めている。ユズ湯は22日まで。

　ユズを入れた湯に入ると、血行がよくなり、冷え性を和らげたり、風邪を予防する効果があると言われる。福知山温泉では15年以上前から続け、好評を得ている。

　内湯やヒノキの露天風呂には、大江町で収穫されたユズのほか、ハンドボールほどの大きさがあり柑橘類最大といわれる熊本八代産のザボンも浮かべている。

　家田社長は「冬至の日は無病息災を願ってか、普段以上の利用者になります。ザボンは入浴を楽しんでいただければと思い、今年初めて入れました」と話していた。

　入浴時間は午前10時から午後11時（受け付けは午後10時30分）まで。

　土師のホテルロイヤルヒル福知山＆スパの福湶源湯でも21、22両日、ユズ湯をしている。入浴時間は、午前は6時から10時（受け付けは9時30分）まで、午後は4時から11時（受け付けは10時30分）まで。

　また、広峯町のニコニコ温泉でも21日、ユズ湯をしている。入浴時間は深夜0時（受け付けは午後11時30分）まで。


写真＝ユズだけでなく、ザボンも浮かぶ福知山温泉（21日午前8時30分ごろ）