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両丹日日新聞2016年12月14日のニュース

大江町でピンクのどぶろく醸造 新春の祝い酒に人気 

「棚田の春」 京都府福知山市大江町毛原でどぶろく(濁酒)づくりを続ける杜氏の川瀬保さん(68)が、今年もピンク色のどぶろくを製造し、販売している。銘柄は「大江のどぶろく棚田の春」。紅麹を使いピンク色に仕上げていて、新春のめでたい酒として人気が高い。

 川瀬さんは「その他の醸造酒製造」の免許をとり、10年から「大江のどぶろく棚田の里」を造り、翌年からは棚田の春も醸造している。

 2銘柄とも以前はコシヒカリを原料としていたが、昨シーズンからは酒造好適米「京の輝き」を使っている。

 棚田の春は720ミリリットル(4合)瓶で今季は80本造った。2日から仕込みにかかり、13日に全部の瓶詰めを終えた。味は通常の棚田の里とほとんど変わらず、ラベルは町内の田中製紙工業所で漉かれた丹後二俣紙を使っている。

 棚田の春は1本1940円(税込み)。醸造場のほか、正月三が日は午前9時ごろから、同町内宮の元伊勢内宮皇大神社参道沿いでも棚田の里や紅麹を使ったピンク色の甘酒などと並べて売る。

 川瀬さんは「今年の米の出来は例年通り良く、おいしい酒に仕上げることができました」と話している。

 問い合わせは川瀬さん、携帯電話090・6984・3283へ。


写真=「棚田の春」の瓶詰め作業をする川瀬さん

    

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