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両丹日日新聞2016年12月14日のニュース

きれいな由良川へ願い込めて 小中学生が作文

河川愛護に関する作文 福知山市の福知山堤防愛護会(谷垣均会長)は、小中学生を対象に募集していた「河川愛護に関する作文」の入賞者を発表した。審査の結果、最優秀賞は惇明小学校6年、塩見ゆらさんが選ばれた。両丹日日新聞社など後援。

 市内などを流れる由良川流域の環境と資源を守るのが目的で、小中学生たちに水の大切さだけでなく、怖さについても知ってもらい、河川愛護の高揚につなげるのが目的。愛護会では初の取り組みで、3小学校と1中学校から計118点の応募があった。

 国土交通省福知山河川国道事務所の職員、福知山商工会議所職員、愛護会員の計6人が審査し、最優秀賞1点、優秀賞8点、佳作15点を決めた。

 最優秀賞の塩見さんの作文の題は「川について」。冒頭で自分の名前が由良川のように広く、大きな心を持った子にと願ってつけられたことを紹介。続いて2014年8月の豪雨災害で自宅の前まで水がついた被災体験に触れ、小さいころから遊んでいた穏やかな川が洪水で荒れた川に一変した様子をつづった。

 洪水の影響で、翌年は川にホタルが少なかった現象を例に、川の生き物が生息するためには、生活排水などを川に流さず、きれいに保つことが大切で「由良川がいつまでも広く、大きく、きれいな川であるように、日常生活で気をつけたい」との思いを書いた。最後は、自身も「広い心を持った人になりたい」と結んでいる。

 塩見さんは「最優秀賞に選ばれてびっくりしました。いつまでもきれいな由良川であるように願いを込めて書きました。これからも穏やかな川であってほしい」と話していた。

 優秀賞、佳作に入ったのは次のみなさん。

 【優秀賞】荒川琴美(惇明小6年)▽向井なな(同5年)▽山川結菜(同)▽渡邉莉心(同4年)▽塩見咲希(昭和小6年)▽間屋口莉子(同)▽坂手友夏(同)▽西優稀(同4年)
 【佳作】時武陽大(惇明小6年)▽古澤徳真(同)▽岡崎宗一郎(同)▽芦田宏祐(同5年)▽芦田友姫奈(同)▽大槻由良汰(同)▽森本華月(同)▽吉田真菜(同)▽山本優翔(同4年)▽堀田ひかり(同)▽白波瀬怜和(昭和小4年)▽澤田彩乃(同)▽橋本さくら(同)▽今川倫子(同3年)▽橋本未来(南陵中2年)


写真=最優秀賞を受賞した塩見さん

    

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