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両丹日日新聞2016年12月13日のニュース

地域の未来照らす一歩に 岩間地区でイルミネーション

岩間地区でイルミネーション 京都府福知山市岩間の構造改善センター岩間会館周辺が、イルミネーションで飾り付けられ、11日夕方に点灯式が行われた。小雨の降るあいにくの天気だったものの、地元の人ら40人ほどが訪れて鑑賞。LED約2千球の優しい光が、周辺を幻想的な雰囲気に包んだ。日没から午後10時ごろまで点灯し、1月下旬まで続ける予定。

 岩間地区は、一昨年の8月豪雨で大きな被害を受けた。そんな暗いイメージを払しょくし、地域の少子高齢化が進むなかで、冬の一大行事にしようと、地元の若者を中心とした実行委員会(依田博之会長)が、昨年から取り組んでいる。

 地域に元気を呼び込む第一歩にと、「ワンステップイルミネーション」と命名。今年は10月から構想を練り始め、土・日曜日を中心に集まって作業した。限られた時間のなかで取り組み、点灯式の日に完成したという。

 昨年に引き続き、岩間会館の屋根沿いを「つららライト」で飾ったほか、高さ5メートルの柱に電飾したクリスマスツリー▽子どもがベニヤ板に夢やクリスマスの絵を描き、ツリーの形に仕上げた「つながるアートツリー」を用意した。

 また今年からは、道路を挟んだ会館向かいの休耕田も活用。3メートル四方のハート型オブジェ、高さ2メートルほどのミニツリー3つも新設し、昨年よりさらにバージョンアップさせた。

 点灯式は午後5時からスタート。一斉にスイッチが入れられると、参加者たちから「わー、きれい」「いろんな色に光っていいね」と歓声が上がり、スマホのカメラで記念撮影する人もいた。

 依田会長(45)は「無事に点灯してほっとしています。みんなの喜ぶ顔が見られてよかった。今後も思いをつなげ、できるだけ続けていきたい」と話していた。


写真=高さ5メートルのツリーに見入る住民ら

    

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