京都府福知山市と近隣のグルメが一堂に集まる「第10回福知山のうまいもの展」が10日、中ノの市厚生会館で始まった。スイーツや料理、土産品、農産物など、72の店がずらりと並び、来場者たちを喜ばせている。11日まで。

　福知山観光協会、福知山商工会議所など8団体でつくる実行委員会が、福知山の魅力を再発見してもらい食文化の情報発信をする機会として開いている。前回は2日間で市内外から約6千人が来場した。

　10日朝は開始早々、多くの親子連れらでにぎわい、地場産の野菜やシフォンケーキなどが人気を集めていた。鹿肉などのジビエ料理、弁当のブースも人が並んだ。

　ほかに、姉妹都市・長崎県島原市のカステラ、観光友好都市・静岡県小山町の菓子など土産品もある。

　また、そば打ち体験（有料）や餅つきのコーナーも設け、さまざまな形で食に触れられるようにしている。

　第10回を記念して会場内のスタンプラリーをし、買い物をして5つスタンプを集めた人には、300円の商品券を贈り、土産品などが当たる抽選に参加できるラッキープレゼントを企画した。

　11日も午前10時から午後3時30分まで。


写真＝開始早々多くの人らが足を運んだ（10日午前10時10分ごろ）