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両丹日日新聞2016年11月18日のニュース

バスの必要性知る 美河小で交通環境学習

路線バスを見学する2年生 路線バスなど公共交通の利用促進への取り組み「学校モビリティ・マネジメント(交通環境学習)」の授業が17日、京都府福知山市大江町河守中央の美河小学校(森川智美校長、127人)であり、1、2年生39人がバスを見学し、役割や必要性などを知った。

 3月に市が策定した市地域公共交通網形成計画の中には、公共交通の利用促進や自家用車に過度に依存しない社会環境をめざすため、学校や地域での「交通環境学習」の推進が盛り込まれている。美河小では1、2年生が生活科の授業で学んだ。

 体育館で、市生活交通課職員が市内を走るバスについて説明。利用者は、お年寄りや学生、体が不自由な人らが中心で、「無くならないようにする必要があります」と話し、自家用車に比べて、一度に多くの人を乗せて走れることから、排気ガスの抑制につながっていることを話した。

 このあとグラウンド横で、京都交通が市街地で運行している「まちなか循環路線バス」の車両を見学。乗客が乗り降りする時に、昇降口のステップ部分が下がる仕掛けや、車いすでも専用のスロープを取り付ければ楽に乗車できる様子を確認した。

 車内も見て回り、座り心地などを確かめた。2年生の佐古田悠惺君は「バスのことがたくさん分かってうれしかった。また乗りたい」と話していた。


写真=まちなか循環路線バスを見学する2年生

    

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