京都府福知山市のアオイ通り三丁目商店街の女性グループ・レモングラス（池田佳代子代表）は、23日開催の福知山マラソンのランナーにプレゼントする「マツボックリのクリスマスツリー」と「モミジのしおり」を400セット作った。盲人ランナー全員に贈るほか、大会前日の22日には活動に賛同する市内2つのホテルに届けて一般ランナーに贈る。

　レモングラスは、走り終えて帰途につく一般ランナーにモミジのしおりを贈って10年以上になり、昨年は盲人ランナーにチューリップの球根をプレゼントした。今年は更に活動を拡充する。

　マツボックリとモミジはマラソン発着点の三段池公園などで集めた。ツリーは土台の塩ビパイプにマツボックリをはめて、カラフルな色のラメを塗って作っている。

　パイプの切断が力仕事で大変だったといい、池田代表は「ランナーのみなさんに喜んでもらえたらうれしい」と話す。

　ツリーとしおりのセットは、17日午前11時から商店街のレモングラス店舗で販売する人気の特製コロッケ（120個、1個税込み100円）を購入した人にもプレゼントする。


写真＝ランナーに贈るマツボックリのツリーとモミジのしおり