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両丹日日新聞2016年11月10日のニュース

震災被災者勇気づけるキルト 全国から18点

コンフォートキルト 東日本大震災の被災地へできることをと、京都府福知山市駅前町のパッチワークキルト工房・ラップランドカフェを主宰する坪倉かおるさんと有志たちは、現地へ手縫いのキルト作品を届ける「コンフォートキルト」の活動を続けている。今年も北海道や神奈川県、岡山県など、全国から1メートル四方の色とりどりの力作18点が集まった。

 楽しみながら制作した作品を見て、受け取った時に笑顔になってもらえたら−と取り組んでいる。これまでに送ったキルトは、仮設住宅で赤ちゃんの昼寝用の布団代わりや壁掛けなどに使われており、生活の中に温かさと彩りを添えている。

 クリスマスプレゼントとして寒い時期に役立ててほしいと、12月上旬に親交のある宮城県の南三陸南方仮設パッチワークくらぶ(佐々木禎子代表)を通じて、仮設住宅へ送る予定にしている。

 活動は6年目。作る側も生きがいや心の支えとして、一針一針思いを込めて縫っていて、今年寄せられた作品は28日まで篠尾新町の手作り工房・ぐうで展示している。南方仮設パッチワークくらぶの須藤春香さんが手掛けた大作もあり、それぞれの工夫と感性が光っている。展示時間は午後1時から5時まで。木曜定休。1メートル四方のキルト作品は今も募集中。詳しい問い合わせは坪倉さん、電話0773(22)2226へ。


写真=一針一針思いを込めたキルト作品を並べる

    

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