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両丹日日新聞2016年11月 5日のニュース

主要路線結ぶ市島和知線を国道に 協議会が総会

市島和知線早期改良促進協議会 主要地方道・市島和知線早期改良促進協議会(坂口由夫会長)は4日、京都府福知山市三和町寺尾の三和荘で、第39回総会を開いた。安全な交通確保のため早期改良に努め、国道昇格をめざして要望していくことを沿線住民らが再確認した。

 兵庫県丹波市市島町上田から福知山市三和町の川合、大原地区を経て京丹波町大倉を結ぶ総延長36・1キロの道路。国道9号や175号、173号、27号の主要4路線を結び、地域の生活道路としてだけでなく、アクセス道として利用が増えている。

 道幅が狭く、車同士のすれ違いがしにくい場所が多かったが、拡幅工事が進んでおり、交通量が多い三和町の国道9号と国道173号の区間は、台頭の国道173号の接続部分付近のみ工事が残っている。車道幅員5・5メートル以上の2車線道路に改良されている区間は延長29・1キロ。改良率は80・6%となっている。

 総会には、福知山、丹波両市と京丹波町の委員や顧問の行政関係者、来賓合わせて約30人が出席した。

 あいさつに立った坂口会長は「市町合併後の改良工事の進ちょくは遅かったが、今年度から6年間で、川合地区で残されている650メートル区間が整備されることになった」と喜んだ。

 一方で、「地元住民からは、まだ6年間もかかるのかとの指摘もあり、考え方に温度差がある。一日も早く改良が終わるように関係機関に働きかけていきたい」と語った。

 今年度の運動方針として、未改良区間の早期改良促進や歩道など交通安全施設整備の促進を掲げ、事業計画として、沿線の各地区が連携を密にして、国・府など関係機関への要請・要望活動を活発にすることを承認した。


写真=早期改良に向け要請・要望を続けるとあいさつする坂口会長

    

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