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両丹日日新聞2016年10月14日のニュース

竹田城跡の登り口 山城の郷の交流館改修

山城の郷  「天空の城」竹田城跡の登り口、朝来市和田山町殿の観光施設、山城の郷「交流館」で行われていたリニューアル工事が完成。15、16両日にオープニングイベントが開かれる。

 雲海に浮かぶ姿や山頂の石垣が幻想的で人気の竹田城跡。一般車両は山城の郷に駐車して山頂の城跡まで徒歩で登ることになっている。

 食堂、売店などがあり、これまで農産物加工施設として利用していたスペースを新たに展示ホール、インフォメーションセンターなどに改装した。インフォメーションセンターには職員が常駐して観光情報を紹介していく。

 展示コーナーには、3Dアートコーナーを設けた。フォトスタジオのような作りで、前に立つと雲海に浮かんだような写真を撮ることができる。また甲冑体験コーナーも設け、兜や胴、陣羽織を着用。刀を手に武将気分で記念撮影できる。
雲海に浮かんだような写真
 工事は6月22日からかかり、今回分は第1期で、約4100万円。第2期は土産物売り場などの特産館改装工事で、12月20日から行う予定。完成は来年3月24日を見込む。

■15、16日に記念イベントを開催■

 オープニングイベントは両日とも午前9時から午後4時まで。10時からは両日各100食限定の但馬牛サイコロステーキの販売があり、ストラックアウトなどのゲームも企画。15日は午後1時30分から、16日は午前10時30分から「竹田武者とチャンバラごっこ」がある。また15日は地元出身落語家・笑福亭鶴笑さんらの、16日はダンスのステージが続く。

■雲海シーズンは早朝にバス運行■

 竹田城跡は観覧料高校生以上500円、中学生以下無料。雲海シーズン(9月から11月)の土日祝日は、早朝にイオン和田山店(和田山町枚田岡)と山城の郷を結ぶ「雲海バス」を運行している。イオンを午前4時から6時20分まで20分間隔で出発。帰りは山城の郷を午前7時から9時20分まで20分ごとに出発する。片道大人500円、小児250円。山城の郷からは山道で、街灯などはないため懐中電灯を各自持参。

 午前8時以降は山城の郷駐車場が利用できるが、台数に限りがあり、市は竹田駅と山城の郷−竹田城跡中腹を結ぶ天空バスの利用を呼びかけている。天空バス、雲海バスの問い合わせは全但バス八鹿営業所、電話079(662)6151。


写真=竹田城跡へ向かう人でにぎわう山城の郷
写真=雲海に浮かんだような写真を撮ることができる


    

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