出産を控えた夫婦らが産前、産後の過ごし方などを学ぶ「パパ・ママ学級」が、京都府福知山市役所横のハピネスふくちやまで12日に開かれた。市内の29組37人が参加し、助産師から話を聴いたり、沐浴の練習をしたりして、新たな命を迎える準備をした。
市が主催する全3回シリーズの教室で、これまでに妊婦体操や出産への心構えなどを学習。最終となる今回は、産後の心と体の変化、チャイルドシート装着時の注意点などをテーマに行った。
赤ちゃんの人形を使って沐浴の練習をする時間もあった。「同じ時間帯に入れると一日のリズムが出来やすい」「関節や脇に汚れがたまるので、ガーゼで取り除いて」などとアドバイスを受けながら、順番に体験した。
赤ちゃんの沐浴は、思った以上に力がいる。参加者たちは「筋肉痛になるかも」と、慣れない手の動かし方に戸惑いながらも、じっくりと行程を確認していた。
妊娠7カ月の松岡ゆかりさん(32)=上篠尾=は、夫の大介さん(33)と参加。「初めての出産なので、知らないことが多くて勉強になりました。いろんな体験もでき、子どもを持つことに実感が沸いてきて、とても良かった」と喜んでいた。
写真=赤ちゃんの人形を使って沐浴の練習をする参加者
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