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両丹日日新聞2016年9月10日のニュース

猫づくしの「こまねこまつり」 18日に峰山で

陶器ねこ塗り 京丹後市峰山町で18日に、初の「こまねこまつり」が開かれる。地元の人たちが実行委員会を作っての催し。手作り市や、猫にまつわる企画がたくさん計画されている。

 峰山は丹後ちりめんの町で、生糸を作り出す蚕を大敵のネズミから守る猫を、昔から大切にしてきた。こうした人びとの気持ちが込められているのが、峰山町泉の金刀比羅神社。境内社で養蚕の神様・木島神社は、地元の糸商人や養蚕家たちが幕末の天保3年(1832)に奉納した猫の狛犬「こまねこ」一対がある。全国でも例を見ないものとして、特に近年の猫ブームの中で注目を集めるようになっている。

■手作り市やスイーツも■

 境内では、雪の時期を除いた3月〜12月の毎月第3日曜日に「こんぴら手づくり市」が開かれていて、9月で70回になることから「いつも以上に、にぎやかな催しに」との話が持ち上がり、様々な協賛事業が組まれた。
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 いつもは20組ほど並ぶ手づくり市が、記念回数に合わせて70組ほどに増えるのに加え、まつり当日は京都丹後鉄道峰山駅から金刀比羅神社までの約2キロ界隈を会場に、空き店舗などを利用して府北部の作家たちによる作品展が開かれる。

 また飲食店が、この日に向けて事前学習会を開いたりして開発してきた、店ごとの「ねこまんま」を提供。実行委は「かつお節をかけただけの猫まんまではなく、凝ったメニューが登場しますよ」とアピールしている。

 このほか、猫をモチーフにしたスイーツ、猫のポスター展、猫グッズ販売、ねこ絵馬奉納、スタンプラリーなどがある。時間は午前10時から午後4時ごろまで。問い合わせは羽衣ステーション窓口、電話0772(62)8560。


写真上=境内では陶器ねこ塗りワークショップもある
写真下=全国でも例を見ない金刀比羅神社の、猫の狛犬。子連れの雄で江戸時代の「イクメン」

    

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