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両丹日日新聞2016年8月 9日のニュース

富士山の町から大江山へ 児童が登山で交流

 鬼伝説を通じて京都府福知山市と観光友好都市提携を結んでいる静岡県小山町の小学生26人が、6日から8日まで大江町を訪れ、大江山登山などで地元の児童たちと交流した。

 小山町は大江山の酒呑童子を倒した源頼光一行の一人、金太郎(坂田金時)の生誕地で、旧大江町時代から交流が続いていたことから、12年に市が観光友好都市提携を結んだ。

 これまで、福知山市の児童らが小山町を訪れ、富士山への登山を体験。小山町から福知山への訪問は無かったため、更に友好を深めようと、小学生たちを招待した。

 訪れたのは、足柄、明倫、成美、北郷、須走の5小学校の児童26人と教諭ら5人。初日は大江町内で開かれた鬼力の由良川夏まつりを楽しんだ。

 2日目は大江町内の3小学校の児童17人と一緒に、大江山(千丈ケ嶽)へ登った。北原の鬼嶽稲荷神社まで車で行き、5班に分かれて、励まし合いながら山頂を目指した。

 頂上では絶景を堪能。○×クイズもして打ち解け合った。下山後は佛性寺の日本の鬼の交流博物館で、大江町の美鈴小の児童たちによる地域の魅力紹介の発表を聞いた。

 成美小6年の高橋庵利君は「大江山は思っていたより高かった。大江町は自然がいっぱいあって涼しい。小学校生活最後の夏休みの思い出をつくりたい」と話していた。

 8日は二俣の町和紙伝承館で和紙の紙漉き体験をし、内宮の元伊勢内宮皇大神社などを訪問して、午後帰途についた。


写真=千丈ケ嶽の頂上を目指し登る小山町と大江町の児童たち

    

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