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両丹日日新聞2016年5月28日のニュース

携帯アプリで鍛え全国選手権出場 高校将棋京都大会に連覇

芦田美里さん 京都市内でこのほど開かれた第52回全国高校将棋選手権大会京都府大会(日本将棋連盟など主催)の女子個人の部で、福知山市内の高校生2人が優勝、準優勝した。ともに8月に広島県で開催される全国大会への出場を決め、大会関係者は「福知山から2人が出場するのは、初めてでは」と健闘をたたえている。

 優勝したのは、福知山市東羽合の京都共栄学園高校2年、芦田美里さん=東岡町=で、昨年からの連覇。準優勝は土師の福知山高校1年、山部咲笑さん=一ノ宮=だった。

 府大会の女子個人の部は、スイス方式で6回戦リーグを行い、芦田さんは、昨年に引き続き6戦全勝。山部さんは、芦田さんとの対局のみ敗れ5勝1敗で大会を終えた。

 共栄高のバタビア(中高一貫特進)コースに通う芦田さんは、学習塾にも通っており、練習量を確保するため、全国大会で知り合った人たちと携帯電話の将棋アプリでオンライン対局をして腕を磨いているという。「全国大会では、昨年のベスト16以上を目指して頑張ります。悔いのないよう、日々の練習をしっかりやりたい」と力強く話す。
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 福高の普通科に通う山部さんは、吹奏楽部に所属しており、練習後に将棋の教室に通うこともある。「(優勝した)芦田さんは、小学校からの憧れの人で、とても強かったです」と今大会を振り返り、「終盤の力を付け、全国大会では京都府、福知山市の名に恥じないように頑張りたい」と意気込む。

 2人とも、勉強との両立に努めており、工夫して練習時間を増やし腕を磨いている。

 全国選手権は8月2、3両日に広島県福山市で開かれる。共栄学園高校の将棋同好会の顧問・谷垣伸さんによると、芦田さんは優勝に手が届くレベルにあるという。山部さんもその芦田さんに府大会で善戦しており、好結果に期待が集まる。


写真上=全国制覇を視野に入れる芦田さん
写真下=全国大会で良い経験を積みたいという山部さん

    

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