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両丹日日新聞2016年5月24日のニュース

町内会で防災ラリー 消防設備を歩いて確認

防災スタンプラリー 地元にどんな消防設備があるか知り、防災意識を高めようと、京都府福知山市の土師新町南自治会(中西博自治会長)は、防災スタンプラリーを22日に開いた。子どもからお年寄りまで200人近くが参加し、地元消防団から消火栓に消防ホースをつないで初期消火をする方法を学び、ラリーで地区内を歩いて消防ホース格納箱や防火水槽の設置場所を確認した。

 自治会には現在38組あり、約1580人が暮らす。地区内の32カ所にコックをひねると水が出る消火栓、9カ所に消防ホース格納箱、6カ所に地下防火水槽がある。しかし、設置場所や使い方を知らない人が大半で、火災の際の初期消火の意識を高めるため、今回の催しを初企画した。

 地元公民館前の公園で地元雀部消防団の団員たちから、消防ホースに消火ノズルを取り付けて伸ばす手順や消火栓の使い方を教わったあと、個人や家族連れでスタンプラリーに出発。地区全体の15カ所、約4キロを歩く一般コースと、9カ所、約2キロを巡る幼児・高齢者コースに分かれて実施した。

 参加者は用意された地図を手に、汗を流しながらポイントとなる消防ホース格納庫などを探して回り、台紙にスタンプを押してもらっていた。

 「今まで、もし近くで火事が起きたときは消防署や消防団の方に任せておけばいいという受け身の姿勢でしたが、今回の催しに参加して、被害を最小限に食い止めるには、住民が助け合って自発的に初期消火をすることがとても大切なことが分かりました」と話す人もいた。


写真=消防ホース格納箱などのポイントを見つけて歩く参加者 

    

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