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両丹日日新聞2016年5月14日のニュース

市街地の治水対策、現場動く年に 京都府公共土木

相長川の工事現場 京都府が中丹3市域分の今年度当初土木関係公共工事を発表した。204カ所で、計83億2200万円。福知山市を管轄する中丹西土木事務所では、弘法川・法川改修や相長川切り替えなど、度重なる水害を受けての治水対策を進める。

■弘法川と法川で掘削着工 相長川を切り替え■

 一昨年の8月豪雨で福知山市街地の広範囲に浸水被害をもたらした弘法川と法川では、昨年度から床上浸水対策特別緊急事業が始まっている。「おおむね5年」で総事業費74億円を投じて河川改修、調整池、ポンプ施設整備をすることにしている。昨年度は測量設計など「準備の年」とし、今年度から実際の工事に入るなど「現場が動き出す」年になる。

 弘法川については、公設地方卸売市場近くの西川合流点付近から市民病院裏手へ向けて、川を掘り下げたりする工事に着手する。計420メートル。護岸工事、橋の工事も行う。

 堀から福知山城の下へ流れる法川は、国道9号下、野家のJR岡踏切付近から約100メートルで工事をする。

 佐賀地区に被害をもたらした相長川は、私市で由良川へ注ぐ約5・2キロの1級河川。集落沿いを曲がりながら流れているのを、綾部側にずらして真っすぐな川にする。国の由良川中流部改修事業で堤防の築造が進んでいるのと連携した事業で、これまでに7億1100万円をかけて樋門、護岸工事や、川をまたぐ府道の私市橋架け替えなどを進めてきた。今年度の事業費は2億6千万円。下流部分の川を、新しいルートに切り替える。来年度以降も引き続き上流部や府道の事業を進める。

 由良川左岸、石原・土方面では、由良川の支流・大谷川の総合流域防災事業を進める。約3・5キロで川を掘削したり堤防を築いたりしていくもので、昨年度から開始。今年度は測量のほか用地買収に入る。

■戸田橋架け替えで通行止めに■

 佐賀地区と石原方面を結ぶ戸田橋は、由良川築堤に伴い、昨年度から架け替え事業を始めた。今年度は車道部分を撤去する。歩行者と自転車は通れるが、自動車は新しい橋が完成するまで下流の川北橋か上流の綾部市の新小貝橋を迂回することになる。完成は19年前半を目指している。

 砂防事業では、上佐々木のシブラ谷川で公民館など地域の避難地を守るための砂防ダム工事が進んでいて、今年度約1億円の予算が付いた。

■川北バイパスの用地買収に着手■

 道路関係では由良川右岸、猪崎−川北間の府道舞鶴綾部福知山線のバイパスを山側に通す事業で、用地買収に入る。現在の府道は細くて大型車がすれ違えないほか、由良川増水時には冠水して通れない。バイパス完成は19年度の予定。

 国道429号では新庄の国道9号交差点改良の用地測量などをするほか、兵庫県境の榎峠で、トンネル化の早期事業着手へ向けて調査を進める。

 国道175号では、下天津で約500メートル区間の道路かさ上げを始める。由良川増水時に冠水する区間。

 三和町では国道9号と国道173号を結ぶ府道市島和知線の改良が進む。9号側から改良されていて、旧川合小学校あたりまでは広い道路になっているが、173号までの残り500メートル区間に今年度着手し、測量・設計を行う。


写真=由良川に注ぐ樋門や新しい水路(河道)ができつつある相長川の工事現場。現在の川は右奥の集落沿いを流れる。左手に中丹支援学校がある=京都府撮影

    

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