京都府福知山市大江町で田植えが始まっている。通常は大型連休前後に行う農家が多いが、町内の由良川筋では、稲刈りの時期が台風シーズンと重ならないようにするため、早めの作業をするところがある。

　北有路の村上八弘さん（74）は地区内の国道175号沿いにある田んぼ5枚（計約80アール）で米作りをしており、今年は11日からコシヒカリの植え付けを始め、田植え機を使いすべて終えた。

　苗は自宅で3月中ごろから育てた。村上さんは「稲の成長が良くて、例年より2、3日早い田植えになりました。台風が来ないように願っています」と話していた。稲刈りは盆ごろの見込みという。


写真＝植えた稲の状態を見る村上さん