愛犬と飼い主が協力して3競技に挑む「ワンズゲーム2016ｉｎふくちやま」が10日、福知山市長田野町の長田野公園で開かれ、エントリーした小型犬から大型犬までの86匹が元気に駆けた。

　飼い主のマナー向上と、愛犬とのさまざまな関わりを通じて地域活性化を目的に活動するワンズプラネットふくちやま（萬代長士代表）が主催した。両丹日日新聞社など後援。

　ワンズゲームは5回目。愛犬とふれあい、楽しめるイベントとして知られ、京阪神からの参加もあり、今年は愛知県から来た人がいた。数多くの和犬、洋犬たちが集まり、見物者も多数訪れた。

　公園の芝生に長さ60メートル、幅15メートルで囲った特設の競技場を作った。

　規定時間内に飼い主が投げたおもちゃやフリスビーなどのアイテムを持ち帰ることで得点する「レトリーブ競技」では、ジャンプキャッチなど華麗な動きの犬たちに大きな拍手と歓声が送られた。

　飼い主も一緒にアイテムを取りに行くこともルールとして認めており、飼い主と並んで散歩気分で駆ける愛らしい姿に、見物者たちも目を細めていた。

　萬代代表は「回数を重ねて、次第にイベントの名前を知ってもらえるようになってきました」と話していた。


写真＝上機嫌で飼い主と一緒にアイテムのもとへ