卒業式が迫った16日、福知山市池部の庵我小学校(有田博之校長)の6年生16人が、4月から通学する北小谷ケ丘の桃映中学校(一ノ瀬明美校長)までの道のりを自転車を使って通学体験した。
卒業後、6年生は全員が桃映中へ自転車通学をする。事前に通学路を通って危険な場所を確認するため、毎年この時期に通学体験をしている。
6年生はこの日、自転車を押して登校。放課後、担任教諭らの引率で、約5・5キロのコースを交通ルールを守って走り、30分近くかけて中学校へ到着した。
自転車置き場に並べたあと、児童たちは桃映中生徒指導部長の土田真司教諭から、交通ルールなどについて聴いた。「自転車は自動車と同じ車両の一種です。事故で被害者だけでなく、加害者になることもあり、全国では裁判になって加害者の生徒側が多くの損害賠償金を支払った例もあります。十分に注意して運転を」と話した。
さらに「自転車通行可」の道路標識のイラストを見せてもらい、「自転車は基本的に歩道を走れませんが、この標識が立っている場所は、歩道を走ってください」と説明を受けた。
このあと、6年生は同じコースを通って小学校まで戻った。
写真=一列に並んで自転車で走り、桃映中に入る6年生
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