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両丹日日新聞2016年3月15日のニュース

蔵元の個性くっきり 京都府北部4組合で利酒研修会

並んだ新酒の出来を確かめる 丹波、丹後の蔵元が仕込んだ新酒を、大阪国税局の鑑定官が吟味する「京都北部利酒研修会」が、福知山市昭和新町の京都府立中丹勤労者福祉会館でこのほど開かれた。

 酒質の向上を目的に実施しており、福知山、京都丹波、宮津、峰山の4酒造組合が、毎年持ち回りで主催。今年は加盟する16社のうち14社が、計47品を出品した。

 吟醸酒10品、純米酒17品、本醸造酒9品、普通酒8品と、すでに市販している3品。会場にずらりと並べられ、大阪国税局の岩槻安浩・鑑定官室長(53)ら2人が順に口に含み、香りや味を確かめた。

 岩槻鑑定官室長は「仕込み始めの昨年12月ごろは暖かい日が続いたので、温度管理に苦労されたと思いますが、総体的にまずまずの出来。吟醸酒は口の中で味が膨らみ、なめらかさもあり、純米酒は蔵元の個性がしっかりと出ていました」と評価していた。


写真=ずらりと並んだ新酒の出来を確かめる鑑定官

    

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