福知山市内の学校や一般市民の協力を受け、途上国の教育支援になる書き損じはがき回収をしている福知山ユネスコ協会（寺田均会長）は、協力団体から寄せられたはがきをこのほど集計した。未回収分もあるが、41校などから合計約1万4千枚が集まる見込みという。

　福知山協会が市内にある小、中学校、高校、大学に回収協力を呼びかけ、毎年3月に集計結果をまとめている。

　下新町の新町文化センターで、会員7人が集計。昨年度分は約7千枚で、今年度分は大口の提供があったことから2倍になるという。

　寺田会長は「20年以上取り組んでいますが、今年度は最高の枚数です。協力してもらい大変ありがたい」と話していた。

　はがきは郵便局で切手に替え、今月中に日本ユネスコ協会連盟に送る予定。


写真＝寄せられたはがきを数える会員