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両丹日日新聞2016年3月 1日のニュース

ビーチバレー:U19、U21日本代表に成美高2年出口選手

出口花選手 福知山市水内、福知山成美高校女子ビーチバレーボール部2年生の出口花選手が、日本バレーボール協会のU19(19歳以下)、U21(21歳以下)ビーチバレーボール女子日本代表に選ばれた。1日からタイで開催のU21アジア選手権に、大学1年生と組んで出場している。成美高女子でビーチの日本代表に選ばれるのは5人目。2つのカテゴリーでの選出は初めてとなる。

■世界選手権目指してアジア大会に出場■

 出口選手は小学3年生からバレーボールを始め、六人部中学校を卒業して成美入学後にビーチバレー部に入部。1年のときに高校女子の全国大会・マドンナカップで同学年の西美穂選手と組んで準優勝、昨年は優勝を果たしている。

 マドンナカップなどでの実績が認められたほか、昨年行われた日本バレーボール協会の強化合宿や有望選手合宿で高評価を得て、2つのカテゴリーでの代表に決まった。

 U21アジア選手権大会では、松山東雲女子大1年の村上礼華選手とペアを組み戦っている。ここで上位に入れば、5月11日からスイスで開かれる世界選手権大会への出場権を得る。

 一方、U19アジア選手権大会は同11日からラオスで開催され、上位入賞者は7月26日からキプロス共和国で開かれる世界選手権へ出場する。

 手足が長く、173センチの長身から繰り出すスパイクが武器で、ブロックも得意なオールラウンドプレーヤー。中学時代から左足首を脱臼する癖がついていたことから、一昨年9月に手術を受け、約半年間戦線を離れたが、リハビリ、トレーニングに専念し復帰を遂げた。

 出口選手は「アジア、世界選手権では、強打の外国人選手に負けないレシーブ、スパイクを決めたい。目標はアジア選手権での優勝で、けがの時に支えてもらった医療機関の人たちやトレーナー、家族、仲間のみんなに感謝して全力を出したい」と意気込む。

 成美の松田英人監督(48)は「スパイクの腕振りにスピードがあり、外国人選手にもひけをとらない。力まないプレーができるのが特徴で、代表に選ばれなかった選手のためにも覚悟を決めて戦ってほしい」と期待する。

■石坪聖野選手は世界大学選手権出場■

 また桃映中、成美高出身で、現在産業能率大2年、石坪聖野選手が7月にエストニア共和国で開かれる第8回ビーチバレー世界大学選手権大会への出場がこのほど決まった。


写真=アジア選手権で全力で戦うことを誓う出口選手

    

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