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両丹日日新聞2016年2月27日のニュース

福知山の名産そろう うまいもの展始まる

福知山のうまいもの展 福知山の食文化の一大イベント「福知山のうまいもの展2016」が27日、福知山市中ノの市厚生会館で始まった。好天に恵まれ、地元を中心とした飲食店や菓子店などの71ブースが並び、各店が出す自慢の品々を、主婦や家族連れらが買い求めたり、味わったりしたりしている。28日まで。

 福知山観光協会、福知山商工会議所、市商工会など8団体でつくる実行委員会の主催。今年で9回目を迎えた。各店が人気商品やお勧めの商品を出品するとあって心待ちにしている人が多い。

 早くから詰めかけた来場者らが見守るなか、午前9時30分から開会式があり、実行委員会会長の福島慶太・福知山観光協会長が「イベントを通じて福知山の魅力ある食文化の再発見につなげたい」とあいさつ。続いて関係者がテープカットして開幕した。

 会場にはケーキ、まんじゅうなどのスイーツ、各店一押しの弁当を販売するコーナーや、イノシシ鍋、コロッケ、焼きちくわなどが味わえるコーナー、さまざまな野菜を即売するコーナーが並び、来場者は店主らに商品のセールスポイントや使われている材料などを尋ね、買い求めていた。あめ細工、陶器、木工品などの手づくり市も並んだ。

 土産物販売は福知山のものだけでなく、姉妹都市・長崎県島原市や島原市の兄弟都市である大分県豊後高田市、福知山市の観光友好都市・静岡県小山町のものも出された。海の京都観光推進協議会による府北部の地酒の試飲コーナーも人気を集めた。

 会場内で買い物をするごとにスタンプを1個押印してもらえるスタンプラリーもあり、多くの来場者が3種類を集めて景品と交換していた。

 開催時間は両日とも午前10時から午後3時30分まで。


写真=多くのブースが並び、にぎわう会場(27日午前10時ごろ)

    

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