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両丹日日新聞2016年2月12日のニュース

北陸新幹線を京都府北部に 7市町が要望活動

 福知山など京都府北部の5市2町でつくる京都府北部地域連携都市圏形成推進協議会(会長・多々見良三舞鶴市長)が、北陸新幹線の敦賀−大阪間ルート延伸について、京都府北部を経由させるよう、要望活動などに取り組んでいる。1月に京都府の山田啓二知事に要望書を提出したのに続き、9、10両日には、メンバーらが国への働きかけをした。

 北陸新幹線は、東京を起点に長野、上越、富山、金沢、福井など日本海側の都市を経由し、大阪に至る延長約700キロの路線。昨年3月に長野−金沢間が開業し、現在は東京−金沢間で運行している。

 金沢−敦賀(福井県)間はルートが決定し、22年度に開業予定となっているが、そこから先の敦賀−大阪間はルートが決まっていない。現在、小浜(同)から京都駅を経由し、新大阪駅へと結ぶルートなど、5案が挙がっている。

 今夏の参院選までにルート案がある程度絞られる見通しで、同協議会では、舞鶴市を経由して京都、大阪に至るルートの実現を目指して取り組んでいる。

 9、10両日は、協議会のメンバーらが参議院議員会館などを訪れ、与党の「北陸新幹線『敦賀・大阪間』整備検討委員会」の西田昌司委員長らに、要望書を提出。同行した協議会を構成する各市町の議長らも同様の要望書を手渡した。

 今回提出した要望書では「京都府北部地域の地方創生のほか、近畿の日本海側から太平洋側への縦の国土軸を形成し、東アジアとの海の接点となる京都舞鶴港と京都市、関西国際空港が接続され、観光や産業面で近畿圏に大きな経済効果をもたらす」としている。

    

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