福知山市内の私立高校3校で10日、2016年度入学試験が一斉に行われた。福知山成美、京都共栄学園、福知山淑徳の総定員725人のところを2524人が受験。集中して問題用紙と向き合った。

　東羽合の京都共栄学園高校（國田敦校長）は、バタビア特進、進学、普通、専門（情報系・美術系）の4コースがあり、総定員は180人で、723人が受験した。

　教員たちから諸注意があった後、午前9時40分から国語、数学、英語の順に学科試験に臨んだ。毎年、多くの難関大学進学者を出すバタビア特進のみ、理科と社会を加えた試験内容となっている。筆記試験の後は面接をした。

　推薦入試と特別入試は計35人が受けた。専門コースの美術系が人気で、特別入試受験者は1時間20分のデッサンの後、作文と面接をした。

　同校のほか、成美は1338人、淑徳は463人が受験した。合格発表は成美が16日、ほかは17日となっている。


写真＝緊張感の漂う中、問題用紙が配られた（10日午前9時35分ごろ、京都共栄学園高校で）