WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2016年1月28日のニュース

丹後の魅力発信 大江高生が観光ツアー企画

0128buramiyazu.jpg 丹後地域の魅力を伝えようと、福知山市大江町金屋の大江高校(永井正樹校長)は、2月11日に京都丹後鉄道の列車やバスを貸し切り、同町や宮津市などを巡る日帰り観光ツアー「ブラみやづ」を企画した。生徒らがツアーの行程などを考え、現地での案内役も務める。

 府教委が提唱する府立高校特色化事業プロジェクトで、地元の歴史、文化を知り、地域住民たちとのかかわりを持ちながら、地域活性化を目指していくことが目的。1、2年生の有志18人が主体となって取り組んでいる。
 
 ツアーは、丹鉄の列車1両を貸し切りにして宮福線福知山駅を午前8時17分に出発。大江駅まで行き、駅からバス1台で同町佛性寺の日本の鬼の交流博物館で鬼に関する展示物を見る。
 
 このあと旧宮津街道を経て宮津市内に入り、江戸時代に廻船業などを営んだ商家で、国の重要文化財に指定されている旧三上家住宅や、日本で2番目に古い木造教会のカトリック宮津教会、与謝蕪村が滞在し俳句や画業などに励んだ見性寺などを巡る。昼食は同市内のレストランで海鮮丼を食べる。

■生徒が施設を説明車中の催しも準備■

 ツアーを取り扱う日本旅行の添乗員が1人つくが、生徒たちが訪問先で施設などの説明をする。車中ではゲームなどの催しを企画している。また丹鉄宮津駅から福知山駅までの帰途の車中で、大江高のブラスバンド部ビッグインレットジャズバンドが演奏する。
 
 実行委員会をつくり、生徒たちは昨年12月からツアーの訪問地についての学習や現地視察などを進め、旅行会社の添乗員からガイドの心得などについても習得。参加者の良い思い出になるよう知恵を出し合っている。
 
 2年生で実行委員長の井口開登君(17)は「現地ではあまり知られていない所を案内して、その良さを知ってもらえればうれしい。参加者に不安を与えないようにしっかりと計画していきたい」と話している。
 
 参加料は1人2670円。現在19人の申し込みで、あと少し空きがある。問い合わせは大江高内の実行委=電話(56)0033=へ。
 
 

写真=ツアーに向け話し合う生徒たち

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ