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両丹日日新聞2016年1月15日のニュース

文化財を火災から守ろうと寺社など立ち入り検査

山門をチェックする消防職員ら 歴史的に価値のある建造物や美術工芸品など貴重な文化財を火災から守るため、福知山市消防本部は15日から、市内の寺社などで立ち入り検査を始め、火気の使用状況などを調べた。

 文化庁と消防庁が主唱する第62回文化財防火デー(毎年1月26日)の一環。防火デーは、現存する世界最古の木造建造物・法隆寺(奈良県)の金堂壁画が、1949年1月26日に焼損したことで定められ、市消防本部は15日から31日まで文化財防火運動を展開している。

 初日は消防職員や市文化財保護審議委員、市職員の計5人が3カ所を訪問。このうち、旧福知山城の城門で市重要資料の山門がある法鷲寺(下紺屋町、嵐典弘住職)では、消防職員が、照明が取り付けられている山門を見て、断線していないかなどを注意深く調べた。さらに「不具合があれば業者へ連絡を取るようにしてほしい」と嵐住職に伝えていた。

 運動期間中に37カ所を立ち入り検査する予定。

■24日には寺町の正眼寺で消防訓練■

 24日には寺町の正眼寺で、午前9時30分から同11時まで、市消防団員らが放水などの消防訓練をする。見学は自由。


写真=山門をチェックする消防職員ら

    

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