WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2016年1月 8日のニュース

市やくの木と漆の館で盤上彩る将棋の駒展

0108koma.jpg 盤上の戦いを美しく彩る将棋の駒と駒箱の個展が、福知山市夜久野高原、道の駅・農匠の郷内の市やくの木と漆の館で開かれている。ギャラリーの入場は無料。

 展示しているのは京都市伏見区在住の大原峰仙さん(74)。将棋好きが高じて、自分だけのこだわりの駒が欲しくなり、約40年前から自作するようになった。2009年からは木と漆の館に通い、漆を生かした駒を作っている。
 
 1駒ずつ文字を彫り込み、漆を塗って埋め、その上に更に漆で文字を書いて盛り上げる。手間がかかるが、大原さんは作るたびに書体を変えるこだわりようで、「書体ごとに難しさが違う」という。
 
 駒箱は木組みから自身の手で行い、蒔絵を施す。「駒箱といえば木目の品ばかりで、装飾をしたものは見たことがなくて」と大原さん。複数の作品を同時に手がけるが、それでも木と漆の館に毎週通って、1箱仕上げるのに1年かかっている。ギャラリーには自作のうち14組を展示した。
 
 2月21日まで。水曜休館。10日は大原さんが会場にいる。木と漆の館は電話(38)9226。
 
 
写真=こだわりの駒と駒箱が並んだ

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ