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両丹日日新聞2016年1月 8日のニュース

今季は水害無く順調 戸田のイチゴハウス

0108ichigo.jpg 福知山市戸田にあるビニールハウスで、イチゴの収穫が始まっている。福山壽さん(69)が経営する「ふくやまファーム」で、施設は13年、14年と連続して洪水に見舞われ、大きな被害を受けたが、今シーズンは水害が無く、順調に育っている。

 福山さんは1984年から、自宅そばでイチゴのハウス栽培をしている。近くに由良川が流れ、これまで何度も水害に遭った。13年は台風18号でハウス15棟がすべて浸水。14年の豪雨災害ではハウス8棟のうち6棟がつかり、自家製の苗約3万株がだめになった。
 
 今季は少しかさ上げした土地にハウスを2棟設け、約4万株を育成。市内の同業者が育苗した1万株を加え、昨年9月からハウス12棟(計約5500平方メートル)に定植を始めた。
 
 品種は「章姫」「かおり野」「とちおとめ」「福ちゃん」など6種類。昨年11月初旬から収穫している。
 
 例年だと、冬の栽培時にハウス内で温風ボイラーを作動させるが、今季は暖冬で、これまで動かすことは無く、燃料代の節約につながっているという。
 
 収穫は5月まで。最盛期は3月で、すでにイチゴ狩りも受け付けている。ハウスそばの直売所で朝ぼりの実を販売している。直売所は午前9時ごろから開けている。
 
 福山さんは「ここ4、5年で4回洪水に遭いました。昨年は水害が無く、本当に平穏無事で良かった。今年も災害の無い年であるよう願っています」と話している。
 
 問い合わせは、ふくやまファーム=電話(27)0954=へ。
 
 
写真=大きな実がたくさんなっている(きょう午前9時50分ごろ)

    

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