きれいなまちを地元へのクリスマスプレゼントにしようと、福知山市東羽合の京都共栄学園中学校(國田敦校長)の生徒ら約20人が20日、サンタクロースの姿で、学校周辺のごみ拾い奉仕をした。日ごろ世話になっている地域に感謝を込めて取り組んだ。
野球部員10人と保護者、教員、取り組みを呼びかけた「但馬掃除に学ぶ会」の会員も参加。学校前に午前7時に集合し、3班に分かれて学校前から福知山駅方面へ、ポイ捨てされたごみなどを拾って歩いた。
福知山で活動したあと、参加者は朝来市和田山町や養父市八鹿町、豊岡市の豊岡駅前へも行きごみを拾った。
野球部の部長で2年生の小玉貴史君は「少しでもきれいなまちになるよう頑張ります」と、サンタの帽子をかぶり、部員たちとともに活動に励んでいた。
■15都府県32カ所で■
「但馬掃除に学ぶ会」は兵庫県豊岡市日高町の小学校教諭、西村徹さんが代表を務め、清掃活動を通じてさまざまなことを習得しようと、毎月の清掃活動を長年続けている。共栄中野球部の顧問、松田卓也教諭も会員のひとりで、共栄学園高校の生徒たちとも清掃活動をしている。
掃除に学ぶ会が呼びかけたクリスマスゴミ拾いは、今年全国15都府県の32カ所で行われていて、「2020年の東京五輪の年には日本だけでなく世界中でごみ拾いをしたい」という。
写真=サンタの服装でごみ拾いに取り組む生徒や先生ら
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