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両丹日日新聞2015年12月19日のニュース

女子プロ野球:植村投手らが惇明小児童に投球指導

植村投手 福知山市出身の女子プロ野球選手・植村美奈子投手(22)ら京都フローラの3人が17日、内記五丁目の惇明小学校(新井敏之校長)の5年生89人に投球の指導をして、児童にボールを投げるコツを教えた。

 子どもたちの投げる力が落ちている傾向がある。このため、子どもたちが投げる楽しさを知り、興味を持つようにと京都府教委が「京の子どもすくすく元気っ子野球教室」として開催した。

 来校したのは植村投手、福知山成美高校出身の野手・金山亜莉紗選手(21)、日体大出身の山崎舞投手(24)。走ったり、飛んだりして体を温めたあと、児童たちはグローブをはめ、ソフトボールで投球練習をした。

 普段から投げることに慣れていないため、相手の頭の上を飛び越すようなボールを投げる児童もいて、植村選手は「思い切り投げなくてもいい。ボールが取れるように、思いやりの気持ちで投げて」とアドバイス。福知山弁を交えて技術的なことも教えると、相手の胸をめがけて投げられるようになる児童もいた。

 田野島駿君は「キャッチボールのときの下半身の使い方が分かりました。さすがプロ選手だと思いました」と喜んでいた。

■福知山のファンに感謝■

 京都フローラは2年連続総合優勝を飾り、自己最多の14勝を挙げ投手部門でMVPを初受賞した植村投手は「福知山から遠くまで応援に来てもらい、地元へ帰ると『頑張れ』と声を掛けていただきました。みなさんのおかげで最多勝を取れることができ、感謝しています」と地元のファンへ向けてメッセージを送った。


写真=投げ方をアドバイスする植村投手

    

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