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両丹日日新聞2015年12月13日のニュース

定年退職後は古里で農業を 京都府が応援研修

定年帰農者応援研修 定年退職後に古里へ帰って農業に取り組む人を応援しようと、京都府は福知山市篠尾新町のサンプラザ万助で9日に「定年帰農者応援研修会」を開いた。農業に取り組むきっかけになればと、地元のほか、大阪、兵庫、埼玉などから参加があり、前日8日の亀岡会場では60人、福知山会場では40人が受講した。

 講演した実践農家は、40年間のサラリーマン生活後に古里で農業をスタートさせ、今年で14年目の今井明さん(74)=長野県茅野市。農業は生涯学習で健康維持が期待できる▽生活費用の上積みに期待できそう▽先祖からの農地を次世代に引き継ぎたいという責任、義務、正義感があったことが農業を選択した理由という。

 「お客さんが欲しいものを作るのが商売の基本」として、多品種の少量栽培、黒ダイコンや黒キャベツ、京野菜・鹿ケ谷カボチャなど珍しい野菜の栽培で差別化を図り、直売所に出したりレストランに販売していると説明した。

 当初は規格品の野菜作りの難しさを感じていたが、珍しい野菜やニーズに合った野菜を提供することで評判となり、「農業が面白いと感じたのは5、6年目」などと話した。

 このほか、滋賀県のJA職員の講演もあった。


写真=農業を選択した理由などを話す今井さん

    

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