WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2015年12月 8日のニュース

万願寺の販売額3億円突破 JAにのくに

販売高3億円突破記念生産者大会 JA京都にのくに管内の中丹3市で栽培されている京の伝統野菜、京のブランド産品「万願寺甘とう」(万願寺とうがらし)の販売高が、今年度初めて3億円を突破した。11年度に2億円を突破してから4年での快挙。米を除く特産物のなかでは稼ぎ頭となっている。

 今年度は約400人が約1500アールで栽培し、11月12日出荷分までに出荷数量473トン(昨年度480トン)、販売金額は3・3億円(同2・5億円)に上った。3市の内訳は、舞鶴240トン、1億7200万円、福知山131トン、9100万円、綾部102トン、7千万円。

 JAによると、今年度は販売促進に力を入れ、大口の出荷先を確保。通販が好調だったほか、東京・大田市場に加えて築地市場にも出荷するなどしたことで販売高を押し上げたという。大口出荷先の讃岐うどん店「丸亀製麺」では天ぷらとして提供された。

■協議会が記念大会 品質向上へ結束■

 JA京都のにくに万願寺甘とう部会協議会は7日、舞鶴市内で販売高3億円突破記念生産者大会を実施。米原浩朝会長は「お客さんを裏切らない、確かな品質の万願寺甘とうを数多く出荷していくことがブランド力を高める。私たちは小さな農家の集まりだが、意思統一を図り、結束して頑張ろう」とあいさつ。仲道俊博組合長もあいさつで大台突破を喜んだ。

 営農経済部販売企画課の澤田道郎課長が経過報告などをしたあと、集まった生産者や府、市の農業関係部署の職員ら約150人が、「来年度は栽培面積1600アール、総出荷量500トン、3年後に4億円の販売高突破を目指す」といった決意表明を読み上げ、生産意欲を高めた。


写真=3年後に4億円突破をめざす決意表明をする出席者

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ