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両丹日日新聞2015年12月 1日のニュース

高齢者に仕事と生きがい提供30年 福知山市シルバー人材センター

抱負を述べる塩見理事長 高齢者に仕事と生きがいを提供している公益社団法人福知山市シルバー人材センター(塩見康郎理事長)は11月28日、土師のホテルロイヤルヒル福知山&スパで、設立30周年の記念式典を開いた。節目を祝うとともに、これからも高齢者が生きがいを持って社会参加でき、地域活性化に貢献できるように事業を進めることを誓った。

 センターは1985年7月に設立した。家庭、企業、自治体から依頼された臨時や短期の除草、清掃、剪定などの仕事を、原則として60歳以上の会員に紹介している。

 会員数345人で出発し、昨年度(3月末)には747人に増え、同年度の事業実績は約4億円に上る。

 記念式典にはセンター会員、来賓ら合わせて約300人が出席。第4代の塩見理事長は式辞で、「男女とも平均寿命が延び、市内の4月現在の65歳以上の比率は28・4%。3人に1人に近づいており、地域社会の発展にセンターが果たす役割は大きい」とし、「今後も自主・自立・共働・共助の基本理念のもと、親切・丁寧・誠実な仕事で、市民に感謝され、社会に認められるセンターにしていきたい」と語った。

 センターへ長年仕事を発注した企業・団体・一般に感謝状、歴代役員や16年以上就業している会員らに表彰状が贈られたあと、松山正治市長ら来賓がお祝いの言葉を述べた。

 式典後に祝賀会があり、出席者が料理を囲んで歓談。余興で太鼓、大正琴演奏などの発表があった。


写真=式辞で抱負を述べる塩見理事長

    

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