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両丹日日新聞2015年11月26日のニュース

手狭な障害児療育施設を給食センター跡へ移転新築

1125kurinomi.jpg 福知山市は、昭和新町の市障害児通園療育センター「くりのみ園」の移転新築計画を進めている。移転場所は、現行施設に隣接する旧市学校給食センター跡地で、来年10月開園予定。市は12月1日開会の市議会12月定例会に、工事請負契約締結案を上程する。

 市子育て支援課によると、建築工事と機械設備工事の契約業者は高見・アシダ共同企業体。契約金額は2億5574万4千円。予定では来年1月着工し、9月完成する。

 1988年に開園したくりのみ園では、心身の発達やうまく発音できないなどの言葉の育ちに課題がある就学前の子どもに対し、発達の支援をしている。療育が必要な子は増加傾向にあり、施設が手狭になっていることなどから、移転新築することにした。

 新くりのみ園の延べ床面積は、現施設より2倍広い約750平方メートル。木造平屋建てで、水害を考慮して1・5メートルかさ上げする。定員は60人で、現行より10人増やす。

 個別指導を充実させるほか、学童期の支援部門を創設。児童5人から8人程度での小集団訓練を実施していく。

 五感を刺激させるような環境を整えるスヌーズレン室1部屋や、保護者がマジックミラー越しに児童の様子を見られる部屋を8室設ける。

 現施設は、昨年の8月豪雨で約30センチ床上浸水したため、現在は三和町岼にある休園中の川合保育園を利用している。


写真=建設予定場所の給食センター跡地。奥が現施設

    

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